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映画感想―892009-01-10 Sat 15:58 9.11の悲劇を忘れないために… 「ユナイテッド93」 9・11のテロに関して、 「ワールド・トレード・センター」が飛行機墜落の現場を描いた作品ならば、 この「ユナイテッド93」はテロによりハイジャックされた飛行機内の状況を描いた作品である。 どちらにも言える事は、これは実際に起こったノンフィクションであると言う事。 この映画では、宗教を絡めテロの恐怖を描いています。 テロによりいきなりハイジャックされた機内の乗客達の雰囲気や恐怖を上手く描いてあります。 かと言って、テロリストを悪役として描いている訳でもなく、 善悪の判断を避けている映画でもあるようです。 このテロの根本は宗教問題であり、 無神教の日本人にとっては理解に苦しむ問題ではあるが、 この映画では人の価値観の相違というやつを存分に味わされる。 臨場感やテンポも良く、ラストも衝撃的なものです。 演出過剰のパニック映画ではありません。 こんなこと二度と起きてはなりませんが、 もしあの場に乗り合わせてしまったら、自分は勇気を振り絞って行動が起こせるか。 腹をくくって犯人に立ち向かっていく事ができるのか、とても考えさせられました。 ユナイテッド93機は、巷の報道では米軍機によって撃墜された説が大勢を占めていますが、 この映画は公式発表通りに、乗客たちが一丸となってテロリストたちと闘い、 米国政府機関への突撃を阻止して玉砕したという説を細密に映像化しています。 プロパガンダ的臭いが紛々としますが、 愛国者たちの団結を高らかに褒め称える反面、 世界最強最大を誇る米軍が無能であることを証明していることにもなりませんでしょうか。 映画という点では、盛り上がりに欠けてしまう点が多々あるが、 この事件を忘れないためのドキュメンタリーという点では良かったと思う。 プロパガンダでないと信じたい。 評価 ☆☆☆☆☆ 原題:United 93 監督・脚本:ポール・グリーングラス 撮影:バリー・アクロイド 音楽:ジョン・パウエル 製作国:2006年アメリカ映画 上映時間:1時間51分 配給:UIP 出演: ベッキー・ロンドン、シェエン・ジャクソン、チップ・ジエン、クロー・シェーン、クリスチャン・クレメンソン、コリー・ジョンソン 【ストーリー】 2001年9月11日の全米同時多発テロの混乱を、全米中の飛行機を監視する管制センターや米軍基地、そして、ハイジャックされた4機の内ただ1機だけ目的地に届かず、ペンシルバニア州に墜落したユナイテッド93便の内側から描く問題作。監督・脚本は「ブラディ・サンデー」「ボーン・スプレマシー」のポール・グリーングラス。キャストは、管制官や陸軍司令官など多数の本人出演の他、ほとんど無名の俳優を起用。 |
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